「ギャハハハハハハハハ!やっぱり『スベリ笑い王』は健ちゃんで決まりアルな!」

 ある日の深夜。
 万事屋の事務所では神楽とが仲良く並んでテレビのバラエティを見ていた。
 神楽はゆるゆるのカンフー服。は襦袢に伊達締めだけを軽く締めて。
二人とも風呂あがりのリラックスした格好で、抱き合って肩を床をバンバン叩いて笑っている。
ネタがこなれていないとか、先輩芸人の影響を受けすぎだとか、笑っているくせに容赦ない神楽の辛口コメントを聞いて、がまた涙を流して大喜びだ。
 ソファで眠っている定春が、うるさそうにずっと耳をぴくぴくさせていた。


「おいおい、ま〜だ見てんのかァ?コドモはもう寝る時間だろーが」

 風呂場の扉が開いて銀時が現われた。寝間着代わりの作務衣姿で、頭にはまだタオルを巻いたまま。
濡れた頭をがしがし乱暴に乾かしながら、いちご牛乳をパックから飲んでいる。

「はあい。おとーさんがうるさいからもう寝よ神楽ちゃん」
「誰がおとーさんですかァコラ」
「あー。そういえば最近枕からパピーと同じ臭いするアルからな」
 が笑いながら立ち上がってテレビを消した。面倒くさがる神楽を追い立てて洗面所に行く。
 ふたり並んで歯磨きしていると、神楽が鏡越しにグヒヒ、といかにもオヤジっぽく笑ってみせた。
「私お邪魔アルか?こういう時は新八の家に泊まりに行くのがお約束ネ?」
 は照れもせず平気な顔をして、神楽の頭をぺちっ、と叩いた。
「これ!女の子が下品な想像しちゃいけません!」
「………」 

 神楽はきょとんとして頭頂部をおさえた。別に痛くはなかったけれど、ツッコミ、ではなく普通に叱られたのが変な気分だった。
 手の下にはに叩かれた感触が不思議なくらい長く残っている。
「………ゴメンナサイ」 
 後ろから銀時の声がしたのでそれ以上深くは考えなかったが。

「そうそ。俺ら別につきあい始めってわけじゃないしー。銀さんヤリたい盛りって年でもないしー。
 一緒に寝たって清いもんよ?」
「マジでか!」
 神楽は興奮して口から歯磨き粉を飛ばした。
「じゃあ今日は私の部屋で一緒に寝てもいいアルな!」
 の手をとり押入れへ直行しようとしたその肩を、しかし銀時はがしっ、とつかんでひと睨みした。

「そこは空気読め」
「…ハイスイマセン」









 おやすみなさい、と神楽に声をかけては和室へ引っ込んだ。
 天井からぶら下がっているひもをぱちぱち三回引っ張って、蛍光灯を全部消す。外のネオンが朝まで明るく光っているので豆電球だけ点けていても意味がない。
 先に布団へ入っていた銀時が左腕を貸してくれた。は隣へすべりこんでそれをまくらに横になった。
「じゃあおやすみー」
「んー」
 ふたり行儀よく仰向けにならんだ。
 目の前でまだふらふら動いている電気のひもが少し目障り。は両手で布団を顔まで被って目を閉じた。


 下のスナックからカラオケの歌声が聞こえてくる。の知らない演歌が5曲ほど始まって終わった。
6曲目の終わりになっても眠れなくて、は布団の中でもぞっ、と動いた。寝返りをうって銀時に背中を向ける。
「なんだぁ?」
「ううん。背中あずけて寝たい気分てゆーか」
「なんだァそりゃ」
 銀時が笑った。その声が意外にしっかりしていて、自分同様じっと起きていたのだとわかった。


 そしてまたふたりは黙った。そのうちカラオケの音は止んだ。耳がやけにとぎ澄まされてしまって、遠くのクラブで客を送り出しているホステスの声まではっきり聞こえる。
 じっと黙っていると、喉にじわじわと唾が溜まる。普段はそんなこと考えもしないのに、どうやって静かに飲み込もうかとは悩んでしまう。
 隣に横たわる銀時のことを、変に意識してしまって身動きがとれない。息が苦しくなってきた。
 だから、銀時が独り言のようにつぶやいてくれた時には芯からほっとした。
「お前髪冷てぇ」


「あ、ごめん。ちゃんと乾いてなかったかな。冷たい?」
「いや、俺は別にいーけど。湯冷めとかすんじゃねーの?」
 言いながら銀時は左足での足先に触れた。
「ほーら冷たいじゃねえか。お前風邪ひくぞ。ちゃんと体拭けよ、コドモじゃあるまいし」
「ちゃんと拭きましたぁー。あたしの足が冷たいんじゃなくて、銀ちゃんの足があったかいんですぅー」
 もふざけて、自分の足を銀時にからませた。足のうらで銀時の足の甲をさすり、両足で銀時のつま先を挟み。
 
 笑ってやり返したけれど、遊んでいるにしてはほんの少しだけ粘っこい触れ方だと銀時は気づいた。


 しばらく足を蹴ってふざけあい、もう一度静まった。
けれど銀時の足にはのやわらかい足の裏がまだくっついたままだ。不自然な姿勢だろうにぴたりと貼りついて動きもしない。
 体の中で一番鈍感な部分のはずなのに、銀時の神経は足元に集中してしまう。血が巡りそこに熱が溜まる。
この足は、次になにを求めてくるだろうか。少し意地悪く期待して待つ。
 熱が伝わったのか、ひんやりしていたその足は銀時と同じ温度まで温まった。

 
 やがてがもういちど寝返りをうった。
「やっぱりこっち向く」
「なんなんだお前は」
 呆れた顔をしたが、銀時もを抱くように横向きになってやった。お互いに腕をまわしてしっかりと抱きあう。
は銀時の胸に顔をうずめた。
 この姿勢はこれはこれでとても心地いいけれども、もっともっと仲良く、気持ちよくなりたいと思う。困ったことに。
 だって子供が隣で寝てるのに、それでも求めるなんて、これじゃ自分がすごくいやらしい女みたいじゃないか。
 
 古傷だらけのがっしりした胸板は、気のせいかいつもより熱い。とくとく、と、響く鼓動もだんだん速く強くなっていく。

 そっちから誘ってくれないかな。隙をつくってあげるから。
 同じことを考えてるってことは、もうわかってるんだから。


「…まだ眠くない」
 はこれ以上ないくらい遠まわしに、探りをいれてみた。

「…あっそー」




「…銀ちゃんは?もう眠い?」
 しびれをきらして問いをかぶせる。精一杯駆け引きしようとして失敗しているのが銀時には可笑しかった。
「別に〜。銀さん今日いっぱい昼寝したし〜」
 右手をゆっくりと動かした。
ちゃん眠れないんですかぁ?」
 ふよふよしたやわらかい頬を人差し指で押す。
あくまでたわいないスキンシップ…と言って言えなくもない程度に。


「やあん…」
頬だけじゃなく、もっとあちこち触られたくて身体がうずうずする。媚びるように甘い声を出して指の動きを後押しした。


 少し大胆に触ってやる。親指で口唇にふれる。頬を今度はなでてやる。あごから首すじへ線を描くようになぞる。
 がびくり、と震えた。


 そしてもう一度くちびるをなでられた。触れるか触れないかくらいのやわらかさで、上と下の唇を二本の指が何度も這う。
それを求められているような気がして、ぱくり、とその指をくわえてみた。親指が一瞬だけ口の中をかきまわして逃げていった。


 たまらなくなって一歩だけ踏み込んだ。

「…でも神楽ちゃんいるよね?」

  それでもかまわない、と銀時には聞こえた。

「…押入れの中にな」

  だから大丈夫、とには聞こえた。
 
 

 どちらからともなく、顔を寄せてそっとキスをした。銀時が舌を入れるとが応える。口唇を離すと追いかけて求めた。 
 の髪をかきあげて、額に口づけた。頬にも。もう一度口唇にも。歯をなぞり、舌をからませ、口の中をじっくり味わう。

「はあ…」

 がとろりとした目で銀時を見上げた。欲情も露わな目。
見つめあってあきらめたように笑い、ふたりは共犯になることにした。







 銀時の手はまっすぐに、着物の裾へのびてきた。
 襦袢と、それからもう一枚巻いている下着をかきわけて、骨ばった指がしのびこむ。
「やっ、だ…もう、いきなり…」
 は身体を軽くよじらせた。物事には手順というものがあるだろうに、いきなりそれはないでしょう、と思う。
 けれど聞く耳はないらしい。しっかりと閉じたままの太ももを、指で突かれて促された。は仕方なしに足の力を抜いた。
 大きな手が少しだけ開いた内股のすきまにすべりこみ、性急な動きで最もやわらかい場所へ分け入った。
ぬるり。
 そしてその指は思いのほか滑らかに、の割れ目を撫であげた。

「何がイキナリ?もうとろとろなんですケド」
 さらに入り口で何度も指が動き、ぴちゃぴちゃと卑猥な音を出される。そこにはもうたっぷりの蜜が溜まっていた。
 かあっ、との頬に朱がさした。
「ちっ、違う、それなにかの間違いっ」
「間違いって何よ。そーかそーか、それで一生懸命誘ってたんだな?」
「誘ってなんか…っ」
 銀時の嘲笑う口調に身がすくんだ。自分の身体がこんなことになっているなんて、は本当に思わなかった。誓って。
 にやにやと、銀時はの中心をかきまわした。奥からすくってはひだの部分に塗りたくる。すべりが良くなったところで先端の粒にもそっと触れる。
軽く刺激されただけでの身体は奥まで鈍く疼き、粘液は面白いようにあふれてきた。
「あーあー。こんなにしちゃって。子供が隣で寝てるのに、何考えてんの?」
「な、なによお、銀ちゃんだって…」
 銀時の股間に伸ばそうとした手はしっかりと押さえつけられた。
「いやいやいやいや、俺は静かに寝ようと思ってたしー?こんな清らかな夜もたまにはいいよなー、とか思ってましたしー?」
「うそばっか…ぁんっ」
 よくない展開だ。このままではだけがいやらしかったことにされてしまう。けれど抵抗する言葉を考えつくより先に、微妙な場所で蠢く銀時の指に意識を持っていかれる。
 中指の腹でひだの奥の方まで引っ掻かれた。そのくせの柔らかい入り口が銀時の指を呑み込もうとすると、その寸前で指を引かれた。繰り返し繰り返し、挿入する寸前で逃げられ、ついには逃げる指を思わず腰が追いかけてしまう。

「ずっといやらしいコト考えてたんだろ。そんなにココが寂しかったんですかぁ?こんな指じゃ物足りませんねえ?」
「は…あ、は、やめて、思ってない、っ…」
 手前まで犯されているのに、指一本も入れてはもらえない。ゆっくりと何度も繰り返されて身体がくねる。じらされてたまらず腰が迎えにいく。
口からはテンポの早い息遣いと途切れ途切れのあえぎ声が止まらなくなった。

「ほーら、あそこは『早くちょうだい』っつってるぞ。腰振ってんじゃねえか。こんなとこ神楽に見られたらどうすんの」
「う…、ん…っ、…やだあ」
「それとも呼んできて見てもらおうか?性教育してやらねえとな?こんなメス犬になってはいけませんよお」
「なんで、そんなに意地悪ばっかり言うのぉ…」
 言葉で執拗になぶられながら、同時に与えられる秘所への刺激は頭をとろかす。いくら嘲笑われても、この先に待つものを知っているの身体は、銀時の愛撫を浅ましくおねだりする。
 思いどおりにならない身体が悔しくて涙が出た。

「したかったんだろ?」
 腰をくねらせ銀時にこすりつけた。精一杯意思表示しているのに、それでは許してもらえない。
 銀時はの耳元に口を寄せ、口唇で耳たぶを挟むように、もう一度ささやいた
「な。…?したくてたまんなかったんだよな?」
 吐く息が耳をくすぐりの背筋が総毛立った。抗えなかった。言うとおりにすればもっと気持ちよくしてもらえると解っていた。

「んー…そ、そうよぅ…、したかったのぉ…」
 銀時の顔は見ないで、小さな声で降参した。

「誘ったよな?」
「……………ました」
「聞こえませーん。なんですかぁ?」

「誘いました!………だって…ぇ、一緒に寝てるのにぃ、なんにもしないで寝たくなかったのぉ!」
 
 銀時は勝ち誇った笑いを浮かべた。を抱き寄せ髪を撫で、頬に口づけた。
そして目じりの涙をぺろりと舐めてやると、うってかわって優しい声で言った。
「最初からそう言やぁ、銀さん優しくしてやんのに」


 ちゅぷちゅぷ、とわざと二、三度音をたててから、中指を一気に挿入された。きゅふんっ、と子犬が甘えるような声が漏れた。
 腰にぞわりときた快感が、一瞬で背筋を走りぬけ後頭部まで震える。の内部が銀時の指をぎゅうっ、と締め付けた。
「うっわ。指1本できつきつになってんぞ。どんだけ欲しがってんの」
 中指を何度も乱暴に抜き差しされた。指を抜かれそうになると、離すまいと内壁がまとわりつく。深く突っ込まれるとまた締め上げる。
呑み込むばかりで息が止まりそうになる。
 は銀時にしがみついて、何度も左右に首を振った。
「ん?気持ちいい?どこ?」
「…ひぅん。それぇ。気持ちいいの、…っ」
 中指を奥まで入れたまま、手のひら全体をぶつけるように動かされた。
まだ、それがはっきりわかるほどの身体は開発されていないけれど、銀時の手がどこかに当たるたび、びくん、と体がのけぞった。
「い…あんっ!」
「しー。聞こえんぞ?」
「ん…うんっ」
 大きく息を逃したが、すぐにまた大きな声が出そうになって、銀時の胸に喰いついた。んーっ、と可愛らしいうなり声が漏れた。
 顔を伏せたまま、は与えられる快感に集中した。
 入り口を何度も指が通り抜ける感触、ときどき内側を擦っていく動き。もっともっと気持ちよくなろうとして、貪欲に腰が動く。
小刻みな呼吸。かすかなあえぎ声。
すこし惚けたような、上気した顔で銀時を見上げた。
 銀時は指の動きを早めてやった。しがみついた手に力が入る。時折つま先が反りかえって、高まった性感を教えている。

「銀ちゃん…銀ちゃん」
 やがて小さく漏れる切羽詰った声。
「イきそう?」
 銀時が耳元でやさしく訊いた。指の動きがさらに激しくなった。
「ん…、うん、いっていい?イっ…あ…」
 ざわざわと体を伝わる波。銀時にぎゅうっ、と顔を押し付ける。歯をくいしばって声をこらえる。
 下腹部の、しびれるような熱いうずきが限界までたかぶって弾けた。
「…ん、あっ!!!」
 最後の一瞬だけ、抑えきれずに短い短い悲鳴が響いた。




 力の抜けた身体をひょい、と裏返された。うつぶせになった腰をもちあげられる。

「…清らかな夜は?」
 がけだるく冷ややかな顔を向けると、肩越しにきまりわるそうな銀時の顔。
「…何それ。そういうコト言う?」
「…知らない。はどーせエロい子だけどー、銀ちゃんはオトナだから、隣に子供が寝てたら我慢するよねぇ?」
 ぽふっ、と頭を枕に押し付けられて、強引に黙らされた。
「おだまり。銀さんも限界です。我慢すんのやっぱ無理」
 背中から抱きしめられた。一度達して敏感になったところに、ぴたりと固いものが添えられた。
「もう少しだけ声我慢しろよ?」
 はされるがままにのしかかられた。首のすぐ後ろに銀時の息が熱くかぶさった。余裕のない呼吸が聞こえる。

「…銀ちゃんの意地悪」
 ため息と一緒に笑いがこぼれた。
 は枕にかみついて、ふたたびこみあがる快感を必死にこらえた。










 翌朝。

 目覚まし時計の音はしっかり聞こえているというのに。意識はどんどんはっきりしていくのに。体は少しも動かなかった。
ものっそ眠い。眠いはずだ。結局眠ったのは昨夜というより今朝になってからだ。
 は指の先から順番に力を入れて、なんとか体の自由を得た。
目をつぶったまま、はいずるように起き上がり、それでも生真面目に朝ごはんの支度をした。


眠そうヨ」
 元気に三杯目のご飯をお代わりしながら神楽が言った。
 隣の銀時は目の下にくっきりと隈。と、いうことはおそらくも同じような顔なのだろう。照れ笑いして繕った。
「へへ。銀ちゃんと遅くまでおしゃべりしてて」
「おう。スタートが遅かったからな…」
「い、いらんこと言うな…っ」
 ツッ込む手にも力が入らない。


 結局銀時は寝なおすと言ってのそのそ和室に戻った。自由業の強みだ。には今から仕事がある。小さいながらも自分の城。決めた休日以外は営業すると決めている。
〜?」
 けれどお腹がふくれると緊張も緩んだ。ソファに座っていると、とろんと目蓋が垂れ下がり、がくんと首の力が抜け、頭がさがった拍子にはっとしてぱちりと目が覚める。
そしてまたしばらくするととろん…。そしてがくり。はっとしてぱちり。
とろん。がくん。ぱちり。
とろん…。がくん…。
……ぱちり。
とろん…。がくん…。
…。




ー?もう時間アルヨ〜」
ー?」
 はソファに横になってしまって、神楽がゆさぶっても幸せそうにむにゃむにゃ言うばかり。
テレビではそろそろおでかけ時間の合図、お天気アナウンサーが週間予報を終えて星うらないを読み始めていた。

   −さそり座のアナタは今日接客業で大成功の予感♪ヘッジファンドの社長サンが身体と引き換えに資金援助してくれるでしょう♪北新地に2号店が出せまぁす♪…

「………?」
 神楽は画面に目を留めた。何を言ってるのか半分くらいはわからないけど、今日の運勢は上々…と、言われたような気がする。
 をもう一度見ると、気持ち良さそうに寝息をたてていた。
「2号店…」
 神楽に名案がひらめいた。
 急いで顔を洗って、ミニワンピースになっているチャイナ服に着替えた。動きづらいのでいつもはあまり着ないけれど、今日は機動力戦闘力は二の次でいいのだ。
 それからそうっと、傘を片手に玄関へ出た。
「定春おいで」
「わん!」
「しー。静かにするアル。は寝かしておいてあげるネ。」

今日は私がおだんご娘やるヨ!
 …が跳び起きた。











「ありがとう!神楽ちゃん!おかげで目が覚めた!!」
 かんかん、と下駄を突っかけて、扉も開けっ放しで出て行くを、神楽は憮然と見送った。

「…私コレ怒ってもいいアルよな、定春…」
「わん」 







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